技術ネットワーク、アイデア工房は、起業家や現場の技術者、理工系の大学教授など約60名が参加して、新製品開発に関するアイデアを出し合っています。そしてそこから生まれたアイデアを商品化した場合、売り上げの7%をアイデア工房に寄付し、2 - 3 % がアイデア提案者に支払われます。さまざまな知恵が集まって、さらに新たな知恵を生むシステムです。


アイデア工房 憲章

前文
私たちは、エンジニアの良心と誇りを持って、この憲章を作成する。 憲法にうたわれている「個人と自由と人権」は、現実的に尊重されるべ きである。これを、より具体的に表現すると、
  1. 創意を認め合い
  2. 信頼関係で結ばれ
  3. 相互に尊敬される関係
であるといえる。これで十分とは言えないが、多くの良識のある人々に、 理解して頂けるものと確信している。  私たちは、特別のルールを必要としない。それは個々人が人格を持った 存在だからである。「話せばわかる」と言い残した先達がいたが、正にそ の通りのことを私たちは実行していきたい。  人間であれば、どんな人でも欲望というものがある。これら諸々の欲望 を減消することはできない。しかし、その諸々の欲望は利他の方向に向かわ せることはできる。 そうなれば、世の中は豊かに変換していく。[アイデア工房]を構成するエン ジニアに要請されるのは。広く社会に役立てられて、世の中を豊かにするも のを創造することである。

第一章
 [アイデア工場]で創出されたものは、構成メンバー共有のものである。 共有ということは、個人のオリジナリティを最大限に尊重するという前提 に立って、その意味を有している。

第二章
 構成メンバーの信頼関係は、特に重要である。信頼関係のないところに、 「創造の花」は咲かない。さらには、「創造の実」が実らないことである。しかし、 この「創造の実」を目の前にしたとき、私たちは「創造の喜び」を味わうことが できる。「生みの苦しみ」を「生きの楽しみ」に転換させ得るのは、信頼関係であ る。

第三章
 「全知全能の神」は存在しない。もちろん、人間にもそのような人はいない。 世の中は全て補完関係にあって、それがゆえに、社会が存立している。人権 が尊重されて、しかも個々人の集合体が巧妙に統合(インテグレート)されて いるのが、私たちの生きている社会である。私たちは、エンジニアである前に、 一個の人間であることを忘れては行けない。 人格を持った人間である故に相互に尊敬されるのであって、エンジニアだから ではない。 しかし、エンジニアとしてそれぞれの使命があり、その使命を達成すること によって、エンジニアとしての尊敬を享受することができるのである。私た ちはエンジニア冥利に尽きるというような仕事をして、世に高く評価される 仕事を残していきたいと、念願している。

1993年5月3日


アイデア工房による商品

アイデア工房によって開発上市された商品

アイデア工房によって開発中の商品

  • 岡田式 「超偏平ステッピングモーター」(仮称)
  • 複合加工機 「プレス+成形一体機」(仮称)

PLゲージ インテック
(適性射出型締圧力検出計)


超偏平ステッピングモーター


これら商品は、アイデア工房の提案により開発され、売り上げの7%が還元されます。


アイデア工房
開発設計コンペのお知らせ

 以下は、アイデア工房開発設計コンペのお知らせです。技術ネットワーク、アイデア工房の活動や、運営方法が御理解いただけると思います。

- からくり取りだし機 -
現在アイデア募集中

 その昔、絡繰り人形、ミシンのボビン、織機など、複雑な作動を糸、水、砂、ゼンマイ、歯車、滑車、カムなどで組み上げた、いわゆるからくりの技術が存在し、培った巧みの技術は現場から現場へと引き継がれていました。しかし、現在では簡単な制御システムの上市により、メカニカルな知恵を絞る場が失われつつあります。このままでは、からくりは確実に死語となります。物の造りの原点に戻りからくりについて再度考えたいと思います。
開発商品 からくり取りだし機/からくり整列機/からくり反転機

工夫をこらして仕組む成形品の取り扱い機。新たな動力を必要とせずに、製造/ 組み立てラインに必要な作動をさせる。糸、ゼンマイ、歯車、滑車、ラッチェト などを用い、陰であやつり、成形機の開閉作動だけで、製品を取り出したり、整 列させたり、反転させたりして見せる仕組み。

機構制約 製品取りだしロボットの作動源は、成形機の型締め型開き作動だけを利用するこ と。ただし、縦型成形機の場合はテーブルの前後作動を利用するも可。また、成 形機に限定されないこと。
提出期限 随時
提出方法 図面およびフロッピー(マンガも可)
発表 随時(業界紙等)
特典 提案者の名前および関連名を販売製品名に織り込みます。
製品売価の(2-3%)を本人の指定する口座に回収の翌月振り込みます。
権利相続人が指定できます。
製品売価の(3-4%)をアイデア工房運営費扱いとします。
特許費用 開発会社負担として原案提案者との共同出願とします。
開発費用 開発会社負担とします。

売価¥1,000,000.-まで4.0%(アイデア工房)3.0%(提案者)
売価¥2,000,000.-まで3.5%(アイデア工房)2.5%(提案者)
売価¥4,000,000.-まで3.0%(アイデア工房)2.0%(提案者)


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